目次
はじめに
どうやったら自分の花屋を開業出来る?
一昔前までは女の子のあこがれの職業だっ
た花屋さん。時代は変わり時にはキャバ嬢、
ユーチューバー、公務員 と時代とともに
なりたいと思う職業も日々変化しています。
それでも華やかな世界のお花屋さんにあこ
がれるあなたに向けて3代目として
創業75周年を迎える花屋を経営しており
ます、私の思うお花屋さんになる為の方法を
ご紹介します。あくまでもこれから夢抱く方
へのアドバイスとしてとらえて頂けたら幸い
です。偉そうにと感じられる方もおられるか
もしれません。
しかしながら花業界全体としては確実にそし
て常に衰退しています。
若い方がこれを見て少しでも夢を持ってくれ
ればと切に願います。
花屋さんってどうなの?
本当に楽しい職業です。お客さんに毎日こ
これだけは言っておきます!お花屋さんは
んなにも感謝される職業も少ないと思い
ます。やりがいもものすごくあります。
一方で重労働です。体力勝負です。
儲かりますか?簡単です!
とは絶対言えません。
努力&アイデア次第です。
少しヒントも交えご紹介します。
では順に追ってお花屋さんになる為の方法を
紹介します。
まず必要なのは現場経験
どんなお花屋さんに勤めたいか?どんなお
花屋さんを自分でやりたいかによって異な
りますが、技術知識はそのほとんどがお店
(現場)でしか学べないと感じます。
技術の差もお花さんにより異なります。
自分のやりたいと思うスタイルのお花さん
にアルバイトとして技術を学びながら仕事
をする。正直自分のやりたいお店とは違う
なと思ったらすぐにでも辞めましょう!
我慢は必要ありません。なぜか?お花屋さん
は10店舗あれば10店舗毎にやり方も違え
ば技術や知識、扱う商品すべてが異なりま
す。自分の理想を追求することこそが最短
であると思うのです。
一方で人間関係に関しては別です。
理想のお店とお店での人間関係に関して
は別物と考えてください。
ここに関しては難しいですが、花屋さんは
プライドの高い人が多いです。
自分に自信が無いと出来ない部分も多い
ですし、特に女性の多い職場です。
うまく人間関係を構築しつつ修業に励み
ましょう。理想とするお花屋さんに勤める
ために何が必要なのか?
基本やる気と根性、どうしてもこのお花屋
さんで修業したいという熱意が必要です。
お花屋さんは時給も最低賃金に近く、サ
ービス残業も多い、俗にいうブラック企業
も多くあります。
正社員でも生活するのがやっとというくら
いの方も多いです。サービス残業なんて当
たり前だよね?という感覚のお店もいまだ
に多く実在します。お金を稼ぐ仕事として
はおすすめ出来ませんが、お花屋さんを将
来やりたいのであれば、あくまで個人的な
意見ではありますがブラック上等です。修
業するために働くのではあればすべてを吸
収してやろうという熱意が独立までの最短
ルートと思います。学べることすべて吸収
し、次へステップアップというのが最短で
あると思います。
あくまで個人的な見解ですし、もちろん
私のお店では一切サービス残業は許してま
せん(笑)私は経営者でどれだけ働いても
労働基準法に引っかからないので関係なく
年中無休で働いてます(笑)まあ私の
場合は仕事=趣味 ですので・・・
1店舗ではなく出来れば2~3店舗を経験
1つのお花さんに勤めてある習得したら出来
れば違うお花さんに勤めましょう!先にお伝
えしましたがお店によってやり方は様々で
す。いくつかのお花さんを経験し比較するこ
とで自分ならと思えるやり方を見つけましょ
う。理想は1つの店舗で1年以上(すべての
シーズンを一通り経験)2~3店舗は最低で
も経験そのうえで必要な資格取得が通常ルー
トです。
独立後、他店の販売方法などを知るという
ことはなかなか難しいです。情報を得るの
には限界があります。独立前の経験が独立
後に直接影響することも多いです。
アルバイト → 正社員 → 独立
が通常最短ルート
最短でも5年から10年以上はかかると
思います。しかしこちらもやり方です。
稀に、オーナーやその他投資家にセンス
を買われ出資するから店舗を出してみな
いかという方もおります。それは出会い
ですので自分の理想とするお店の形が出
来るのであればチャレンジするのも良い
かと。しかし資金は出来るだけ自分で貯
めるほうが良いと思います。利益率も高
い商売では無い上に
固定費+返済等 の費用
捻出は厳しいです。そうなると大半が
理想のお店とはかけ離れるのではと思い
ます。
資格必要って必要?
技術面ではお花唯一の国家検定
フラワー装飾検定 や各協会(日本
フラワーデザイナー協会など)の資
格をもちながらお花屋さんをされる
方も多いです。
様々な専門学校もあります。
オンライン授業なども行うところも
増えてますので学びの場はたくさん
あるかと思います。資格が無いとダ
メということはありません。しかし
資格を持つことはスキルアップ、基
本を学ぶということにおいては重要
ですし自信につながります。
基本がある上で個性・センスが重要
であると感じます。
独立ショートカット
最短で簡単にお花屋さんになれる方法!
自分のオンラインショップを開きながら現場
での仕事も行う。つまりお花屋さんに勤めな
がら副業で自分のお店を開くという方法で
す。オフラインでの商売には地域によって
限界がありますがオンラインのお客さんは
世界です。高齢の方もネットショップを
する時代です。まだまだ伸びる余地あり
です。しかし実店舗に比べライバルも多
いですが、センスややり方で顧客をつか
みましょう。
メルカリやヤフオク、ラクマなど開店資金
0円でも開業出来るということです。
一方で楽天などの大手ショッピングサイト
などへの出店は、いきなりはやめましょう。
毎月の経費やロイヤリティなどを考えると
まず成功しにくいのが現状です。現に毎年
数百店のお花屋さんが出店しても約70%
が1年以内で退店します。
広告費もかさみますし、価格勝負にもなり
かねません。まずは初期投資を低く抑えな
がら出来るオンラインショップ運営が望ま
しいです。生花でもドライフラワーでも自
分だけの商品を作りまずは開店してみまし
ょう!自分でHPを作ってオンラインショ
ップを開くのも開店資金は少額で済みます。
正解はやりながらは、実店舗でも同じです
どうしたら売れるのか?支持されるのか?
リピートにつながるのか?
日々の試行錯誤です。
とりあえず売れているショップを調べまねっこで
OKです。
経営する力も養えるので一石二鳥です。
ここでの売り上げを資金としてためる。
働いているお店での売り上げで生活費。
このような形が時代を考えると主流です。
資材などの購入も会員になれば仕入れること
ができたり、仕入れ先を働いているお店に
相談するのもいいでしょう!
これに関しては応援してもらえるような
関係性を結ぶのが重要になってきますが、
やり方はいくらでもあります。
開店資金を先に知っておく
独立を本気で考えるのであれば早めに知って
おくことが開店資金です。代表例は以下
改装代、店舗家賃(敷金礼金などの初期費
用含む)、設備(お花の冷蔵庫・作業台・
レジ・配達用の車など)資材(ラッピング・
作業道具など)
その他にも市場などで仕入れる場合は保証金
なども発生します。
どのくらいかかるのかをまず把握しましょう!
立地条件によって家賃も異なります。
お店の改装費用もどんなお店にするのかによっ
て異なります。家賃相場などは調べればわかり
ますし、設備などもWEBで簡単に調べられます。
わからない場合は思い切って勤め先で聞いてみ
るのもいいでしょう。開店資金が把握できれば
後は貯金です。開店資金の予算は大体ではダメ
です。細かく調べることで実現する可能性も高
まります。同じように独立して成功している方
は探せばたくさんいらっしゃいます。思い切って
アポイントを取って聞きに行く。
独立したいのであれば独立した人に直接聞く
のが一番です。経験者の情報ほど有益な情報は
ありませんので。
実店舗の場合は 多くの人に見られる場所で
あること=販売機会の多い場所
となります。
立地についてはしっかりと吟味する必要があり
ます。ここで間違えてはいけないのは、お花屋
さんの少ない場所・ライバルが少ないから良い
のでは無く、お花屋さんの集中する所がお客さ
んの集まる場所ということです。勝負するなら
そのような場所が第一候補です。
固定のお客さんをつけてから移転でOKなので。
駅前、駅ビルや飲み屋街、オフィス街、商業施
設などは特に多くの人に見られる機会が多いか
と思います。人気な立地は同時に家賃などの固定
費も高くなります。
商業施設の場合はその他売り上げに対してのロイ
ヤリティなどのその他経費も発生しますのでご注
意を。資金なんて銀行に借りればいいと思うのは
甘いです。
現在日本には24000店のお花屋さんがあり
そのうち約20%が1年未満に閉店、同じくら
いの数の店舗が開店というサイクルにあります。
今後店舗数はさらに減っていくでしょう。
昔ながらのお花屋さんの多くは後継者不足です
し、イベントの減少などもあり辞めたいと考える
お花屋さんはたくさんあります。
魚屋さん、肉屋さん、八百屋さんといった専門店
の多くと同じく花屋さんも減っていきます。
お店の強み
お花屋さんは新規のお客さんをつかむのがすごく難し
い商売です。いくら実力があってもセンスが良くても、
一人のお客さんが再度リピーターになるまでの道のり
は最低でも1年を見る必要があります。もちろんSNS
のフル活用、訪問営業などでも必要です。
訪問営業に関しては現在利用しているお花屋さんとの違
いは何なのか?
メリットは?強みは?売り? きちんと差別化出来る
お花屋さんこそ顧客獲得につながります。
ここに関してははっきり申し上げますと『安さ』で勝負は
絶対ダメということです。
むしろ商品価値を上げる努力が必要です。
100円のお花を200円に売るためには何が必要なの
かいうことです。200円で売れるようになった花で
満足してはダメででは300円にするにはどうしたら
いいかを考えるということです。
お花屋さんはいくら技術があっても技術料というのは
基本的には加味しません。
商品の価格を上げるのは簡単ではありませんが、
商品価値を上げるという点においてはアイデア勝負です。
開店後に必要となる経営力
お花屋さんといえどどんぶり勘定は絶対ダメです。
一昔前の町のお花屋さんのほとんどがその日その日の
どんぶり勘定でもなんとかなっていた時代もありました。
でもそれは 景気のいい時代だったからにすぎません。
まずは経営計画を考えましょう。ここに関しては理想では
だめです。マーケティングでどのくらい客数や年齢層、顧客
単価など調べる必要もあります。
日々の仕入れも予算というのが必要です。
生花ですのでロスは当たり前のように出ます。
いかに少なくするかで利益率は大きく変わります。
500円のロスも365日続けば18万円です。
予算通りといくには難しい商売ですが、花1本でも
無駄には出来ません。もちろん資材も同じです。
在庫を減らせば利益率は上がります。
きちんと予算を立てる必要があります。
財務の勉強も重要です。貸借対照表・損益計算書の見方
などもわかっておきましょう。
私も継いでから数年あまり考えずに経営しておりましたが
重要性に気づくまでに時間がかかりました。
本当に重要なポイントだったと反省したものです。
マーケティング 財務 計画 この三点は少しずつでも勉強しておきましょう!
100%では無くてもいいので知っておく必要があります。
独立成功のヒント①
サブスクリプション 現在のアマゾンプライムやネット
フリックスなどのような定期販売など
一回の購入ではなく定期的に販売するお客さんを増やすこと
で予算が立てやすく、仕入れ量も増やせる。
それにはまず企画及び訪問営業、チラシなどの宣伝。
このあたりも必要です。残った花でサンプルを作って配るの
も今後につながるのではないでしょうか?捨てる前にこの
花の価値を考える。チラシを作るよりも絶対的な効果です。
何も持たずに訪問するよりも大きなチラシ広告になるでしょう
し、生きた使い道であると思います。
1回の10万円よりも毎月2000円でも定期的に購入して
もらうための顧客を大事にしましょう!
独立成功のヒント②
他業種とのクロス戦略
花屋さん×○○ 現状では
カフェ×花屋 手芸×花屋 ケーキ屋×花屋
フルーツジュース×花屋 など
他業種とコラボした花屋さんが成功例として上がります。
花屋さんだからこれは売ってはダメといったことは絶対
ありません。他業種と思い切って一緒に経営することで
販売機会の増、様々なイベントの拡大、アイデアも浮かびやすい
そんなメリットも考えられます。
飲み屋街で BAR×花屋
オフィス街で サテライトオフィス×花屋
住宅街で 塾×花屋
駅前で 総菜屋×花屋
なんでもありだと思います。
いかに時代の先を見るかが成功の近道だと考えます。
今現状ではなく、数年先、10年先にはこういう形態が
成功するのでは?を考えて事業を考えるのは重要だと考えます。
未来を考える
これからの時代はやはりAI、ITの更なる発達です。
単純な作業はすべてAIが変わり、店舗での販売員はいなくなる。
衰退する産業も多く出てくる一方ですべての生活が家庭内で行える。
コンサートやスポーツ観戦など様々なイベントなども家にいながら
現地で見ているような感覚の世界がすぐそこまで来ている。
リモート社会がさらに進むと都心に住む人が少なくなり、コスパの
良い地方や海外に生活拠点を移す人も多くなると感じます。
そんな先を予想するとこれからは地方や海外が勝負するうえで重要
ではないでしょうか?特に東南アジアなどはまだまだ発展する可能性
が高く、先々を見越すと海外での開店というのもおもしろいかと。
和食が好まれるのであれば和のテイストの花屋さんが海外にあっても
いいですし、景気に左右される商売である上で海外での開店というのは
夢が広がります。店を持たなくても和テイストのアレンジ教室をオンラ
インで海外の方向けで展開するのも面白いですよね。もちろん語学力等
も必要ですが10年後開店するという目標を掲げるのであれば十分時間
はあります。国内で考える必要は無いかと思います。様々な労働の機械
化が進む中でお花屋さんはまだまだ単純作業ではない部分が多く今後30
年はすべて機械化は難しいと思います。一方で配達などはドローンを飛
ばし、店舗も来店せずWEB上であたかも来店したかのような状態が作
れるのではないでしょうか? 現在写真や文字での情報発信は5Gによ
り映像による情報発信が主流になり、もしかすると『どうぶつの森』な
どのような架空の町が出来、お店を開くような時代が来るかもしれません。
今後を予想するとこんな世界が来るかもしれない、ならばこんな技術、
知識を身につけておこうという考えを絶えず持ちながら時代の流れに
乗るということが必要なのではないかなと。
終わりに
偉そうな文章で気を悪くされた方もいらっしゃるかと思います。
私自身そんな大した人間ではないです。何事も成し遂げてません。
しかし何かを成し遂げたいという志は絶やさず日々励んでおります。
当ブログもアラフォーになってからはじめたものです。
自分ではまだまだ若いつもりですがすべての作業に四苦八苦(笑)
しかしながらサラリーマン時代に兄と慕う先輩から
『やってから言え』 と言われてました。
すべての物事は『行動』から始まるということです。
何もわからないのであればとりあえずチャレンジして
みるというのは本当に大切です。
また死んだ祖父は私が学生時代、部活に励んでいる私に
お前の青春は今か?俺はずっと青春なんだ と言ってました。
祖父は詩集、絵、執筆等、定年後も常に何かに情熱を注いでおりました。
私自身もそんな祖父のように年齢であきらめるのでは無く、常に青春を謳歌したいと感じております。
これから独立を目指す方に少しでもプラスになれば・・・